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サッカーの歴史

1863年にフットボール協会ができてまもなく、イギリス以外の国でもサッカーが広く行われるようになり、最初の国際試合も1875年に実現しました(日本にも1870年代にはサッカーが伝えられています。)。そして20世紀に入り、国際サッカー連盟(FIFA)が誕生することとなります。
当初は国際サッカー連盟はフランスを中心とする7か国のみが加盟して発足しましたが、その後急速に加盟国を増やし、2000年3月現在で202の国と地域がFIFAに加盟しています。
このようにサッカーが広く世界に普及することとなった背景には、もともと世界各国でサッカーに類似したスポーツが行われていたことや、サッカーがボールと広いスペースさえあればだれにでも楽しめるスポーツであることのほか、サッカーが競技として確立した当時は産業の急速な発達に伴って、世界中で交通網が整備された結果、国際的な交流が盛んに行われるようになっていましたが、その当時の世界では、イギリスが最も影響力の大きな国であったことなどが考えられています。

日本のサッカーの歴史

サッカーは、明治維新後に日本に伝えられたと言われています。1873年には、当時日本の海軍兵学寮に教官として招かれたイギリス人将校ダグラス少佐が、日本海軍の軍人たちにサッカーを教えたという記録が残されています。
19世紀の終わりになると、学校の先生を養成するために設立された師範学校を中心に、サッカーのクラブが設立されるようになります。そして、師範学校を卒業したサッカー選手が、全国各地で学校の先生となってサッカーが広く全国に広まることとなりました。
その結果、1918年には現在の高校選手権のもととなる日本最初のサッカー大会が大阪でスタートするとともに、1921年には、現在の日本サッカー協会のもととなる「全日本蹴球協会」が設立され、第1回の「全国優勝競技大会」が行われました。

こうしてサッカーが本格的に普及する中で、競技のレベルも向上し、1936年に開催されたベルリンオリンピックでは、日本は1回戦で優勝候補のスウェーデンを破り、「ベルリンの奇跡」と呼ばれる勝利をものにしました。
その後は戦争の影響により、日本のサッカーは、国際的になかなか活躍することができない時代が続きました。このため、1964年の東京オリンピックに向けて、日本サッカー界が一丸となって選手の強化を行い、東京オリンピックでは、日本は強豪アルゼンチンを破りベスト8に入る快挙を成し遂げます。
この代表チームの活躍をきっかけに、日本でもサッカーが急速に人気スポーツになっていきます。そして1968年のメキシコオリンピックで、ついにこの東京オリンピックのメンバーを中心とする日本代表が、釜本選手などの活躍で銅メダルを獲得することとなります。

サッカーのルール

試合時間は45分ハーフ(前半45分・後半45分の合計90分)で、延長の場合はさらに30分(延長前半15分・後半15分)、それでも勝敗が決まらない場合は各チームがキッカー5人ずつを選び、5対5のPK戦を行います。各国のリーグや大会規定によって延長Vゴール・引き分け・延長をせずにすぐPK戦を行うなどの違いがあります。
また、選手の怪我や交代などでプレー以外に要した時間を考慮して、レフェリーがロスタイムを2~3分程度とることがあります。

1チーム11人(ゴールキーパー1人・フィールドプレーヤー10人)で試合を行い、ベンチに5人程度の控え選手がいます。
選手の交代は3人~7人まで(リーグや大会規定などにより多少異なります。)で、ボールがタッチラインを出るかファールで試合が中断した時にレフェリーの指示の下に交代をすることができます。バスケットやハンドボールとは違い、一度交代した選手が再びピッチに入る事は出来ません。

ロスタイムとは

このロスタイムというのは、試合中に選手交代や負傷者の対処によって一旦ゲームが中断してしまった時間の合計。前半・後半、それぞれ別に計算して、各ハーフのお尻にくっつけます。つまり、実際には25分ハーフで行なわれている試合であっても、前半に1分のロスタイムがあれば、前半のプレー時間は26分となる訳です。
ロスタイムは全て審判員の判断によって決められます。ある程度大きな公式戦では、第4の審判員が目安となる時間をタッチラインで明示する事とされていますが、それ以外の試合では、主審が手元の時計で計って決めます。
とは言っても、仲間と気軽に始めたサッカー、審判らしき審判もいない場合は、自分たちで適当に計算する事になります。後でお互いもめないように、ロスタイムの計算法は、しっかりと決めておきましょう。
選手交代があった場合は、1回につき約15秒。両チーム合わせて4回までしか選手交代が行なわれなければ、ロスタイムは1分と設定するのが無難です。