サーフィン
サーフィンとは、波の上を板(サーフボード)に乗って滑走するスポーツまたはレジャーです。
海(特に波が立つ場所)で行われることが多く、波の動きや形を読んで、自分の位置やタイミングを合わせながら乗るのが特徴です。
基本的なポイント
■道具:主にサーフボード、リーシュコード(流され防止の紐)、ウェットスーツ(季節や水温による)。
■種類:
・ロングボード:長く安定性が高い。初心者やクラシックスタイルに人気。
・ショートボード:短くて小回りが利く。スピードやトリック向き。
・ボディボード:うつ伏せで乗る板。より波に近い感覚。
■魅力:
・波と一体になるような爽快感。
・自然との調和を感じられる。
・全身運動で体力・バランス感覚が鍛えられる。
■歴史の一口メモ
発祥はポリネシア、特にハワイの古代文化。
元々は王族の遊びや儀式的な意味もあった。
20世紀にカリフォルニアやオーストラリアを経由して世界中に広がりました。
◎日本での人気
日本でもサーフィンはかなり人気があり、特に夏のレジャーとしてだけでなく、通年スポーツとして楽しむ人も増えています。
日本での人気の特徴
1.沿岸部の広いエリアで楽しめる
太平洋側は一年中波がありやすく、特に千葉(九十九里・一宮)、湘南(江ノ島・鵠沼)、四国(高知・徳島)、宮崎などは全国的に有名なポイント。
日本海側も冬季には良い波が立つことがある(新潟・福井など)。
2.オリンピック効果
2021年の東京五輪で初めてサーフィンが正式種目になり、会場が千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸だったことで知名度が一気に上昇。
五十嵐カノア選手や都筑有夢路選手など、世界で活躍する日本人プロの存在も人気を後押し。
3.初心者層の増加
レンタルやスクールが充実しており、観光ついでに体験できる場所が増えた。
インスタ映えやアウトドアブームで女性サーファーや若い世代が増加。
4.文化としての浸透
湘南や九十九里などはサーフカルチャーの中心地となり、ファッション・音楽・カフェ文化と結びつく。
サーフィン雑誌や映像作品も定期的に発信され、ライフスタイルとして定着。