バスケットボール
バスケットボールはカナダ人のジェームズ・ネイスミス氏によって考案され、1891年12月21日に誕生しました。 翌年にはアメリカ東部で公式試合が行われ、現在では多くの人々に親しまれ、また楽しまれるスポーツの一つに成長したのです。
そのバスケットボールを国際的に統括および支援している組織をFIBA (フィーバ) と呼び、現在では213カ国もの国がこの組織に加盟しており、バスケットボールの人気の表れとなっています。
このFIBA(国際バスケットボール連盟)が主催するバスケットボール世界選手権は、オリンピックと同じように4年に一度、夏季オリンピックの中間年に開催されていますので、それを楽しみにしている人も多いかと思います。
世界選手権に出場することが許されるのは合計24カ国、開催国と前回オリンピック優勝国、それに世界中の国や地域からそれぞれ予選を勝ち抜いてきた代表チーム、それら24カ国の精鋭たちが集まり世界一を決定する大会、それが世界選手権なのです。
ミニバスケットボール
ミニバスケットボールという言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。特に、小学生の間では人気のあるスポーツのようです。
ではミニバスケットボールと、普通のバスケットボールとは何が違うのでしょうか。
小学生の体格、体力などにあわせて、ミニバスケットボールはゴールの高さが2メートル60センチに設定されています。(一般3メートル5センチ)試合時間も一般が1クォーター10分にたいして、ミニバスケットボールは6分、もちろん参加できるのは12歳以下の小学生のみという違いがあります。ミニバスケットボールという呼び名は、バスケットボールの小学生版ということであるようですね。
ミニバスケットボールには全国大会もあります。昭和45年に、男女各6チームが出場して行われた第一回大会をはじまりに、男女各48チームが参加する大きな大会にまで現在は成長しています。
ミニバスケットボールは小学生にとても人気のあるスポーツです。ミニバスケットボールはゴールの高さが2メートル60センチ、普通のバスケットボールは、ゴールの高さが一般3メートル5センチです。
試合時間はミニバスケットボールが6分、一般が1クォーター10分。このようにミニバスケットボールには小学生の体力、体格などにあわせた違いがあるのですが、最大の違いは「友情、ほほえみ、フェアプレイの精神」によって行なわれるという部分にあります。
テニスの歴史
「網球」、「フォリス」、「トリゴン」、「基球」、「球うち」、「打球」は、ある一つのスポーツの呼び名です。「庭の遊び」、「庭球」という言葉の方が、聞き覚えがあるかもしれませんね。これら、「テニス」を表す言葉です。
テニスの起源については、明白な記録が残っていません。一説では、日本でいう鎌倉時代(12世紀)に、仏国で「ジュ・ド・ポーム(手のひらゲーム)」と呼ばれていたゲームがテニスの始まりという説があります。手の平ゲームと呼ばれるように、始めはラケットがなく、宮殿や修道院などの室内や、壁に囲まれた庭で、手袋をはめた手でボールを打ちあっていたようです。
ボールになっているのは、動物の毛を羊の皮を縫い合わせた中につめたもの。手で打つのは痛かったでしょうね。そのうち、道具を使ってボールを打つようになりました。
道具とは言っても、最初は竹で編んだ道具や船の櫂のような物を使ったり、長い柄をつけてスピードアップを図ったりしながら、徐々に今のラケットの形が出来上がってきます。
近代テニスの歴史は、1874年2月23日にはじまりました。当時、「ローン・テニス」という名前で人気になったゲームに、英国のウィングフィールド少佐が、特許をとったのがこの日なのです。
少佐は「ローンテニス」という小冊子を発行し、そこでテニスのルール、ラケット、などを規格化しました。テニスが盛んになり、今の4大大会が勢ぞろいしたのは今から約100年前の話です。
テニスラケットの選び方
面が大きいほうがその分スウィートエリアも広くなり、ボールを拾いやすくなります。フェイスが大きい分ガットのたわみが出来やすくなるので、トランポリンのような原理で楽にボールを飛ばすことが出来ます。とりあえずラリーを続けるなど、コントロール力をつけたい方におすすめです。
ただし、ボールを引き込むときに打球パワーを若干吸収してしまうので、ボールスピードが少しだけ鈍くなります。もうひとつ、スウィートエリアから外れるとブレが大きいのが難点。
面が小さいものはブレが少なくコントロール性が高い。面が小さい分、空気抵抗も少なくなるので振りやすくなります。ただしあまり小さなものは、面の大きなフレームの逆で、ガットのたわみも少なく『飛び』という点では良くありませんので力の弱い方や女性には向かないでしょう。
しかしパワーが有り、コントロール性の高いプレイヤーが使うと狂いの少ない破壊力のある打球が繰り出せるでしょう。一般的にはオーバーサイズを使用します。