バインディング1
スノーボードは、表面と滑走面が一体になっていることを確認できるとおもいます。一見すると、何の変哲もない一枚の板でしかありません。
しかし、そこに両足を装着するために、バインディングと呼ばれる、簡単に説明すれば足止めが、直接取り付けられています。装着の仕方はとても簡単で、スノーブーツを履いた両足をそれぞれ当てはめればいいだけです。
バインディングは、進行方向に対して、斜めにつけられていることが多いです。しかし、メーカーによっては、バインディングの角度が多く異なり、これが性能でも左右してくれると考えられています。
斜めが定番となっているようですが、綺麗に横向きに取り付けたものもありますから、スノーボードを購入する際は、バインディングの位置と角度をしっかりと確認するようにしましょう。
また、スノーボードは、大別するとフリースタイル(ソフト)とアルペン(ハード)に分けられ、それぞれバインディングにおける作りが異なっています。
バインディング2
ソフトとハードにおけるそれぞれ定義は特にありませんが、それぞれの用途で使われるブーツが関係していると思います。例えば、ソフトブーツをはくのであれば、スタイルに分類されますし、ハードブーツをはくのであれば、アルペンに分類されるわけです。
このため、ジャンル分けがされただけで、ボード、もしくは滑走スタイルにおける呼び方を拡張しただけです。この点から見ましても、当然フリースタイルが流通しており、私たちが使用するスノーボードもフリースタイルのものとなります。
アルペンは競技用として定着しているように思えます。それぞれの統計が調査されており、フリースタイル:アルペンの普及率からしますと、ヨーロッパにおいては、63%:37%とフリーが多く、日本でも85%:15%とフリーが圧倒的なシェアです。
本場のアメリカであっても、93%:7%となっています。フリーとハードの選定に関しては、やはりフリーで経験を積んで、どちらか自分に適しているのかを確かめながら選んでいくのがベターでしょう。
ボード
スノーボードのボード(板)は、多くのメーカーから販売されており、どれも高性能なものばかりになっています。
ある程度スキルがある方や、プロのスノーボーダーであれば、職人の手によって作られる工業的スキー製造技術が駆使された、いわゆるハンドメイドの高品質なものが好まれているようです。対して、私たちが普段購入しているスノーボードは、メーカーによる大量生産製品です。
もちろん、どんなメーカーも大量生産とは言い切れませんが、現状から見ますと大量生産からなる製品が多く販売されていますので、私たちはそれを購入していることになります。ボードの良さの決め手は、細かな改良が出来ているかどうかです。
もはや職人の域で、素人ではわからない世界です。大量生産では成し得ない、小回りが得意なハンドメイドメーカーなどは、支持されています。
よって、大手メーカーは大量生産で初心者?中級者に向けたシェアとなっており、ハンドメイドからなるメーカーや個人生産をしているところでは、上級者から好まれているという流れになっています。
スノーボードのブーツ
スノーボードのブーツと一言で言っても、ソフトとハードに大別できます。フリースタイルにおけるバインディングにでは、ソフトブーツ、アルペンでは、ハードブーツというように使い分けます。素材に関しては、現状ではとても豊富になっており、様々なものがあります。
昔のブーツは革が主流であり、逆に革以外の素材が珍しいと思われていたほどです。逆に現状では、革以外が主流となっており、革製のものは大変高価なアイテムです。
最近ではブーツの性能がアップしており、剛性や耐久性の点を考えた、スノーボードに最適な素材が用いられるようになっています。最もポピュラーな素材としては、化学繊維であり、店頭などで並んでいる多くの製品は、化学繊維となっています。
ブーツの種類には、一般的なアウタータイプ、それからインナーに分かれたタイプをはじめ、インナーレスタイプが主流となっています。
種類といった観点からみると、どうしてもデザイン性を決める部分なので、格好いいものだったり、可愛いものが好まれるようです。