スノーボードのオリンピック種目
冬のオリンピックや世界選手権などで世界中で人気のウィンタースポーツがスノーボード。
スノーボードといってもオリンピック競技種目はわかれておりますので、ここではそれぞれの競技種目を紹介します。
■フリースタイル
スノーボードのフリースタイルは「ハーフパイプ」「スロープスタイル」「ビッグエアー」と3つに分かれています。
ハーフパイプはオリンピックでも人気の競技で、半筒型にくり抜かれたコース内をまるで振り子のように滑り、技を繰り出していく競技で、下記の判定基準で採点されます。
・難易度
・完成度
・安定性
・技の高さ
・技の構成
スロープスタイルはコース内にレール・ボックスなどのジブアイテムとジャンプ台が設置されており、それらを使って技を出していきます。
選手はどんなアイテムやジャンプ台が用意されているかを知らずに本番を迎えることが多いため、今まで多くの波乱が起きてきました。
数人の審査員が技の「難易度・完成度・安定性・構成」を採点し、基本的には2本滑るうちの良い点数を採用します。
アイテムを使用しない、ミスをするなどで大きく減点されてしまう競技です。
得点を高くするためにはジャンプと技を駆使する必要があるので、完成度が高い競技が見られます。
ビッグエアーはワンメイクとも呼ばれる競技で1つの大きなキッカーを飛んで「難易度・完成度・安定性」を競います。
スロープスタイルと同様に、2本滑って得点が高い方を採用します。
ワールドカップなどの競技としては重要な位置づけの競技ですが、オリンピックの種目にははいっていません。