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オリンピックの歴史(冬季)

冬季オリンピックも夏季オリンピックと同じで、原則4年に一度開催されてきました。
第一回大会はフランスにある「シャモニー」で1924年に開催されました。
そこから4年に一度開催されてきました。(第二次世界大戦期間は除く)当初冬季オリンピックも夏季オリンピックと同じ年に開催されてきましたが、1994年開催のリレハンメル(ノルウェー)オリンピック以降は夏季オリンピック開催年の中間の年に開催されるようになりました。
これによって2年に一度夏季または冬季オリンピックが開催されることになりました。
ちなみに日本は1940年に札幌で開催される予定でしたが、第二次世界大戦の影響で中止となり、1972年に初めて札幌で開催され、その後1998年に長野で開催されました。

日本が初めて参加した冬季オリンピックは第2回のサンモリッツ(スイス)大会で、スキーのノルディック種目に6名の選手が参加しました。
当時はシベリア鉄道経由でヨーロッパに入り、大会に参加しました。
冬季オリンピックは下記と比べて種目数が少なく、主な競技としてスキー、スノーボード、スケート、ボブスレーやリュージュなどのソリ系競技、カーリングなどがあります。

1908年のロンドンオリンピックでフィギュアスケートが、1920年のアントワープオリンピックでアイスホッケーがいずれも夏季オリンピックで開催されました。
日本人が初めてメダルを獲得したのは、1956年コルチナ・ダンペッツオ(イタリア)オリンピックで猪谷千春選手がアルペンスキー男子回転で銀メダルを獲得しました。
その後1972年自国開催の札幌オリンピックでスキージャンプで笠谷選手が金メダル、金野選手が銀メダル、青地選手が銅メダルを獲得し、なんと表彰台を独占しました。
この時についたネーミングがかの有名な「日の丸飛行隊」です。

冬季オリンピックは雪の降る北半球(ヨーロッパや北米、日本、韓国、中国など)が中心に参加してきましたが、アフリカや中南米などの南半球諸国からの参加数少ないですが、ありました。
なかでも映画でも話題になったボブスレーのジャマイカチームが特に有名ですが、1992年の大会でニュージーランドのコバーガー選手がアルペンスキーの女子回転で南半球の選手として初めてメダルを獲得しました。